はじめに
近年、アウトドアや災害対策の観点からポータブル電源の需要が高まっています。キャンプや車中泊、停電時などに役立つポータブル電源は、スマートフォンやノートパソコンの充電から、家電製品の使用まで幅広く対応できます。今回は、ポータブル電源の選び方とおすすめモデルをご紹介します。自分の用途に合ったポータブル電源を見つけ、安心で便利な電力を確保しましょう！
ポータブル電源の選び方
1. 容量（Wh）
ポータブル電源の容量は、使用できる時間や出力に直結します。スマートフォンの充電程度であれば100〜200Wh、小型の家電を使用する場合は300〜500Wh、災害時の備えとして家電も稼働させたい場合は1,000Wh以上を選ぶと安心です。
2. 出力端子の種類
USBポート、ACコンセント、DC出力、Type-Cポートなど、どの機器に対応しているかが重要です。AC出力があれば小型家電も使え、USBポートが複数あればスマホやタブレットも同時充電可能です。
3. 重量と携帯性
キャンプなどの持ち運びが多い場合、重量が軽く持ち運びやすいものが便利です。大容量タイプは重量が増えるため、アウトドア用と災害時用で使い分けるのも良いでしょう。
4. 充電方法
多くのポータブル電源はACコンセントでの充電に対応していますが、ソーラーパネルから充電できるモデルもあります。アウトドアや災害時に備えるなら、ソーラーパネル対応のモデルがあると安心です。
キャンプや災害時に役立つおすすめポータブル電源
1. Jackery ポータブル電源 400
特徴
Jackeryは、ポータブル電源で高い評価を受けるブランドで、この「400」はキャンプや車中泊、災害時に適したモデルです。容量は400Whで、スマートフォンの充電や小型家電の使用も可能。ソーラーパネル（別売り）にも対応しており、アウトドアでの使用にも適しています。
おすすめポイント
AC出力が2口あるため、複数の機器を同時に充電可能。持ち運びやすいサイズで、キャンプや車中泊などでの利用に最適です。
価格帯
約45,000円～
2. Anker PowerHouse II 800
特徴
Ankerの「PowerHouse II 800」は、778Whの大容量を誇り、停電時や災害時にも頼りになるモデルです。AC出力とUSB-Cポート、DC出力など、幅広い機器に対応しており、ノートパソコンや小型冷蔵庫も使用可能です。
おすすめポイント
大容量ながら比較的コンパクトで、家庭のバックアップ電源としても活用できます。キャンプやアウトドアのほか、非常時の備えにもおすすめです。
価格帯
約100,000円～
3. EcoFlow RIVER Max
特徴
EcoFlowの「RIVER Max」は、576Whの容量と最大600WのAC出力に対応し、ドライヤーや炊飯器などの小型家電も使用可能。充電スピードが非常に速く、ACコンセントを使った充電なら1時間で80％まで充電できます。ソーラーパネルにも対応し、アウトドアや非常時に役立つモデルです。
おすすめポイント
コンパクトで持ち運びがしやすく、急速充電対応で短時間で充電できる点が魅力です。キャンプや日帰りアウトドアで便利です。
価格帯
約70,000円～
4. Suaoki ポータブル電源 G500
特徴
Suaokiの「G500」は500Whの容量で、災害時や長時間のキャンプでも活躍するモデルです。ACコンセント、USBポート、DC出力のほか、シガーソケットも搭載し、車中泊での利用にも便利です。
おすすめポイント
ソーラーパネルでの充電が可能で、災害時にも太陽光で電力を補えるため安心です。シガーソケットを活用すれば車中泊時の充電にも対応できます。
価格帯
約60,000円～
5. Goal Zero Yeti 1000X
特徴
Goal Zeroの「Yeti 1000X」は、1,000Whの大容量モデルで、災害時に大きな電力を必要とする方に最適です。AC出力も複数あり、冷蔵庫や炊飯器などの家電も使えるため、長期の電力確保が必要な場合に頼りになります。
おすすめポイント
自宅の電力バックアップや、災害時に家電を動かす必要がある家庭におすすめ。パワフルで、災害対策としても心強い一台です。
価格帯
約150,000円～
まとめ
ポータブル電源は、容量や機能によって使い勝手が大きく変わります。キャンプや車中泊の短時間利用にはコンパクトで軽量なモデルが、災害時の電力確保には大容量のモデルが便利です。今回ご紹介したモデルを参考に、自分の用途や必要な容量に合わせて最適なポータブル電源を選びましょう。ポータブル電源があれば、アウトドアも非常時も安心して過ごせます。
